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【未経験フリーターからの就活・転職活動】自己分析って結局何をしたらいいの?

2025年11月4日

「自己分析って、どこまでやればいいんだろう?」

「過去の失敗や嫌なことも書いたほうがいいの?」


答えは、**“全部出す”**です。


Sadakaが考える自己分析は、

就職で“勝つ”ための自己PRづくりではありません。


生まれてから今日に至るまでの出来事を、 良いことも悪いことも全部言葉にすること。

そして、

・自分の強み・弱み

・得意・苦手

・好きな人・苦手な人

・気持ちよく働ける環境


を“自分で納得できる言葉”にすることがゴールです。


この記事では、Sadaka流「3レイヤー法」を通じて、

本当の自分”を理解する自己分析のやり方を紹介します。



■自己分析のゴールは「納得」


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自己分析の目的は、 面接で評価されるための話を作ることではありません。


自分という人間を、 自分がちゃんと理解している状態になることです。


だからこそ、「どう見られるか」ではなく、

「自分がどう感じたか」「どう動いたか」を 正直に書き出すことが大切。


答えを“作る”のではなく、

見つける”作業なんです。



■やる時期は「生まれてから今日まで」


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Sadakaの自己分析では、対象を限定しません。


学生時代や仕事だけではなく、 生まれてから今までのすべての出来事を棚卸しします。


たとえば:


・幼少期の小さな成功や失敗

・学校生活での人間関係

・部活・アルバイト・初めて働いた経験

・嫌だった上司、尊敬できた先輩


どんな出来事も、あなたを形づくる材料です。

良いことだけでなく、悪い出来事も等しく価値があります。


■Sadaka流「3レイヤー法」:事象→具体→抽象


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Sadakaでは、自己分析の核に「3レイヤー法」を採用しています。

感情ではなく“構造”で自分を理解する方法です。


① 事象(Fact)

まずは生まれてから今日までに起きたことを、できる限り思い出して並べます。

良いことも悪いことも、すべて書き出すのがポイントです。


例:

・小学生のとき、クラスで発表して褒められた

・高校で部活を途中で辞めた

・アルバイトで店長に信頼されて任された

・仕事で理不尽な叱責を受けた


感情は後回しでOK。

事実を淡々と出すことが自己分析の第一歩です。


② 具体(Concrete)

次に、その出来事をできるだけ具体的に掘り下げます。

良い出来事なら:

・なぜうまくいったのか

・どんな動きをしたのか

・何を意識していたか


悪い出来事なら:

・なぜストレスを感じたのか

・何がつらかったのか

・どうすれば楽になれたか


たとえば、

「理不尽に怒られてストレスを感じた」

説明もなく否定されるとモチベーションが下がる

納得できる説明がある環境なら安心して働ける


このように、出来事を具体化することで、 自分の感じ方と行動パターンが見えてきます。


③ 抽象(Abstract)

最後に、それを抽象化して自分の特性として言語化します。


良い出来事 → 強み・得意な動き方


悪い出来事 → 働きやすい/働きにくい環境条件


例:

「部活で意見の衝突をまとめた」

→ 抽象化:対立を整理し、全員が納得する形に導けるタイプ


「怒られてストレスを感じた」

→ 抽象化:説明責任を重んじるタイプ。論理的な環境が合う


「うまくいかない仲間を放っておけなかった」

→ 抽象化:チーム思考型。協調性を発揮する環境で輝く


こうして出てきた言葉が、 あなたの“キャリアにとっての設計図”になります。



■良い出来事と悪い出来事、どちらも宝


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自己分析は、「いい話だけを並べるもの」ではありません。

むしろ、嫌だった経験の中にこそ、自分の大事な価値観が隠れています。


怒鳴る上司にストレスを感じた → 「穏やかで対話できる環境が合う


自分の提案を無視された → 「意見を尊重し合えるチームで力を発揮できる


曖昧な指示で混乱した ルールが明確な環境で成果を出せる


ネガティブな経験も、「何が嫌だったか」を言葉にできると、

自分にとって理想のキャリア”が見えてきます。


■そうは言っても一人でやるのは難しい・・・


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自己分析は、一人でも始められます。

でも、自分の思考のクセや価値観を“正確に言葉にする”には、 客観的な視点が必要です。


Sadakaでは、

**専門の「自己分析ワーク」**を実施しています。


このワークでは、キャリアアドバイザーがマンツーマンでサポートしながら、

3レイヤー法に沿って、あなたの経験を一つひとつ整理していきます。


・生まれてから今日までの出来事を全て洗い出す

・良い・悪いを区別せず具体化

・抽象化して「強み」「弱み」「働きやすい環境」を明確化


それは履歴書や面接だけでなく、

これからどう生きていきたいか」を考える土台にもなります。


自己分析は、就活のための作業ではなく、 これからを生きるための整理です。

あなたが自分に納得できるまで、 Sadakaが一緒に伴走します。

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